自動車ディーラーのお給料はいくら!?年収や、月給内訳も公開

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ディーラー営業職のお給料事情

ーこの記事を読んで分かることー
1.ディーラー営業職の月給内訳
2.ディーラー営業職の賞与・年収
3.インセンティブの裏側 

が分かります♪

1.ディーラー営業職の月給内訳
一般的な企業と同じで、基本給と各種手当が支給されます。
自動車ディーラーはメーカーの子会社であることも多いため
良くも悪くも昔ながらの給与体系であることが多いです。

基本給・販売手当・残業手当・通勤手当・役職手当
家族(扶養)手当・車両持ち込み手当
などが支給されます。
また優良ディーラーでは、住宅手当・被服手当も支給されることがあります。
大学新卒営業マンでも一年目から月給25万円
稼ぐことも難しくはありません。
*販売手当
新車販売・車検獲得・自動車保険獲得などで支払われます。
支給ルールの変更が多く年々改悪されるケースが多いです。
*車両持ち込み手当
営業車としてマイカーを使用する場合に支払われます。
*役職手当
ディーラーによって大きく異なります。
販売手当で稼ぎやすい会社は少なめです。
主任で5千円・係長で1万円程度。
販売手当で稼ぎにくい会社は多めです。
主任で1万円 係長で3万円など

2.ディーラー営業職の年収
ずばり300万円~1000万円程度です。
日本の平均年収が概ね430万円前後の中
自動車ディーラー営業職は平均以上稼げる仕事です。
賞与についても年間3~6か月支給されます。
ただし、販売会社によってかなり大きな差が生じており
同じトヨタ・同じ日産同士でも全く異なることもあります。
入社したディーラーによって年収上限はほぼ決まります。
弱小ディーラーに入社した場合、上位に食い込みやすいですが
年収はせいぜい500~600万程度となります。

大規模ディーラー営業職
20代
成績下位350万
成績上位400万
30代
成績下位400万
成績上位500万以上
40代
成績下位400万
成績上位550万以上
店長・課長
成績下位600万
成績上位700万以上

小規模ディーラー営業職
20代
成績下位300万
成績上位400万
30代
成績下位400万
成績上位500万以上
40代
成績下位400万
成績上位550万以上
店長・課長
成績下位500万
成績上位600万以上

3.インセンティブの裏側
基本的に何を売っても何かの形で
手当として還元されます。
新車はもちろん、車検一件で1000円や点検一台で500円
新規の保険は5000円など
積み上げ式で青天井となります。
しかし、最近は昇給や賞与に重きを置くディーラーが
増えてきています。
そこで何が起こるのか。
月間販売、新車1台で5000円とかだったのが
新車3台で20000円。
そのかわり0~2台の場合は支給0円!!!

販売手当が年々どこのディーラーも減らされています。
その分、昇給賞与に反映されていれば良いのですが
中小ディーラーの場合は十分な昇給賞与が確保されていないにも
関わらず、販売手当カットが行われていると聞きます。
ディーラーの統廃合が進む中
今まで以上に業界研究・入社するディーラーは慎重に選ぶべきです。
黒字がしっかり出ていて、定期昇給・賞与が出ていることが大切で
求人票をじっくり見比べると少なくともここは論外って
思えるディーラーが見えてきますよ*

自動車ディーラーは基本的に給料が安定しないことから
敬遠されることも多いですが、長く続けて顧客を獲得できれば
日本の平均年収を超えるのは容易です。
業務はルーティンワークな要素も強く、会社選びさえ間違えなければ
比較的容易に一定水準の生活が可能だと考えます。
間口は広い業界ですが、最初の数年は修行のように
ノルマ・低賃金に悩まされて、たくさんの人が去っていくため
多数の顧客を引き継ぐチャンスも多いです。

今後も営業職の一日の仕事内容等を、ご紹介させて頂きます♪

著作者:freepik

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この記事を書いた人

国産自動車メーカー現職営業マン
年間新車契約全国上位10%入賞。
就職氷河期の2010年。
ディーラーに拾われて就職。
社会の洗礼、業界の闇。
14年間で経験したこと学んだことを
発信していきます。

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