自動車ディーラーの休日事情とは*最新動向についても解説

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令和の自動車ディーラーの休日事情とは

自動車ディーラーはサービス業としては珍しい休日体系になっています。
内定がでてこれから働く予定の方、転職を考えている方、注目です!

1.年間休日
2.定休日
3.長期休暇
4.個人カレンダー休日
5.土日のお休み取得

1.年間休日
年間休日は世間の平均と比較すると少ない傾向となります。
具体的には年間100日~110日前後です。
昨今の働き方改革により、年間休日は増加傾向で
今後しばらくは年間休日は増えていくと考えられます。

2.定休日
基本的には月~水曜日のいずれか一日が定休日となっている
ディーラーが多いです。
最近の流れとしては、定休日が毎週水曜日のディーラーの場合
第1火曜日と第3火曜日も定休日とすることで
営業職も休みやすい環境を整えている会社も増えてきています。
中にはサービス業にも関わらず第一日曜日を定休日とするディーラーや
毎週完全週休2日制のディーラーも出てきており
ますますディーラー間の格差は広がりそうです。

3.長期休暇
G.Wやお盆休み、年末年始休みが充実しています。
平均すると最低でも5連休以上のディーラーがほとんどです。
サービス業を志したい、人と接する仕事がしたいとなると本来は
出勤となる大型連休も自動車ディーラーはお休みです。
友人と遊んだり、結婚して子どもが生まれても実は一般的な
サービス業に比べると恵まれた環境となります。

4.個人カレンダー休日
定休日以外は、月平均2~3日ほど希望休をだして
休日を取得することになります。
この仕組みが実は曲者で
売れていないと気まずくて休みにくい
会社が動いているので携帯に度々連絡が入る
といったマイナス面が昔からディーラーの不人気理由の
一つとなっています。

5.土日のお休み取得
普段の土日休みの希望休を出すにはかなり勇気が必要です。
なぜなら基本的には土日出勤が当たり前というのが業界に蔓延しており
これまた売れていないと上司から嫌味を言われます。
しかしながら冠婚葬祭や子どもの運動会などには
比較的寛大でしっかりと休む同僚も多いです。
中には、身内の結婚式であっても「お前この成績で明日の結婚式いくの?」
と言ってくる上司も生き残ってはいますが確実に絶滅危惧種扱いです。
ちなみ上記は私の実話です。

求人票を見ていると
【今年度より年間休日が○○〇日に増えました】
【4月より完全週休2日制を導入します】等
働き方改革をアピールした内容が増えています。
就職するなら圧倒的に年間休日に対して定休日比率が高い
ディーラーがおすすめです。だって上司も休みですからね♪

自動車ディーラーは休みが少ない、休みにくいというイメージが
あることは親会社であるメーカーやディーラーの経営陣にも浸透してきました。
今後ますます人材不足が進む中で、同じディーラー業界内でも【働きやすさ】は
大きく変わっていくと思います。

昔はどこのディーラーに就職してもはきついが当たり前でしたが、今は違います。
ぜひ参考にして下さい。

著作者:senivpetro/出典:Freepik

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この記事を書いた人

国産自動車メーカー現職営業マン
年間新車契約全国上位10%入賞。
就職氷河期の2010年。
ディーラーに拾われて就職。
社会の洗礼、業界の闇。
14年間で経験したこと学んだことを
発信していきます。

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