ディーラー車検は高い!?現役営業マンが本音で解説。安くする裏技も公開

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ディーラー車検は高い!?その理由を解説!

自動車ディーラーの車検って高いですよね。
新車から初めての車検なのに10万円が当たり前の世界。
そんなディーラー車検が高い理由
そしてメリット・デメリットを解説していきます。
最後にはディーラー車検を安くする裏技も公開しちゃいます♪
ぜひ最後まで、ご覧ください。

1.ディーラー車検の高い理由
2.ディーラー車検のメリット・デメリット
3.安くなる裏技って!?

1.ディーラー車検の高い理由
大手カーショップ(オートバックス・イエローハット)や
車検専業(コバックなど)より割高なディーラー車検。その理由とは。

*メーカー認定整備士による整備
ディーラーには各メーカーの車に精通したスタッフが在籍しています。
車種ごとの弱点(弱りやすい部品や重症化し易い箇所)を熟知しているので
深刻な故障になる前に、発見・提案・修理をワンストップで行ってくれます。
予防整備(壊れる前に修理)の提案が行われるので見積そのものは高くなります。

*純正部品による修理+部品保証
原則、交換する部品は汎用品ではなく純正部品を使用します。
そのため、特に高額な部品については部品保証がついていたりします。

2.ディーラー車検のメリット・デメリット

メーカー保証の延長サービスを受ける事ができる。
→ディーラー車検を受ける事でメーカー保証を延長する権利が発生します。
 通常3年の一般保証を5年へ延長
 5年経過後は一般保証・特別保証を7年まで延長することができます。
 車種ごと・期間ごとに金額は異なりますが
 車両本体の高額化が進むなかクレジット(ローン)を
 長期で払うことが増えてきていることから、支払い途中で故障等の大きな出費に
 備えることが出来るのは大きなメリットと言えます。

地図更新サービスを受けることが出来る。
→ディーラー車検を受ける事で純正ナビの地図更新を受けることができます。
 新車で純正ナビを契約すると初回車検時(3年)に
 全国の地図更新を無料で行ってくれます(通信機能付きナビなど一部例外あり)
 商談時には説明があっても意外と忘れられているお客様が多いです。
 地図更新は2万円前後することも多いので、ディーラー以外で
 安く車検を受けたつもりでも実は損している可能性もあります。 
 

保証対象部品を早め早めに交換してもらえる。
→高額修理となる前に無償で部品交換を受けれる可能性があります。
 ディーラーで車検を受けると、同時に整備士が保証で修理できるところがないか
 探してくれます。たとえ軽度な故障であってもメーカーが認めれば修理が可能です。
 保証修理はメーカーからの手間賃で売り上げとなるので迷惑ということもありません。
 一般のカーチェーン等では薄利多売・検査さえ通ればOKなので、これ保証でいけるかもと
 助言してくれるとことはまれだと思います。
 ここでの見落としで車検の数か月後に故障しても全額自己負担となります。
 

整備代金が高い
→国家資格保持者が整備しかつ一台一台にかける時間が長い分
 基本工賃が例外なく大手カーショップ等よりも割高となります。
 ただし、洗車や車内清掃などもサービスで行ってくれたり
 代車は基本的に無料など、お得な点もあります。

3.車検費用を安くするには

*必ず事前に見積もりをもらう。
ディーラー車検は、症状が出る前に整備を推奨する予防整備に力を入れています。
 しかしながら、あと1年で代替えを考えている等であれば割愛できる項目も多いので
 見積もりを取って内容を精査することでグッと費用を抑えられる可能性があります。
*サービス特典を確認する。
→ディーラーによっては 
 【代車不要割引】【ポイントカード割引】【洗車不要割引】【提携クレジットカード割引】
 割引メニューがたくさんあったりします。今の時代、ディーラーというだけでお客さんがたくさん
 来てくれるわけではないので確認してみてください♪

最後に
いかがでしたか。
ディーラー車検は確かに安いサービスではありませんが
カーライフをトータルで考えたときには一概にはそうとも言えないことが
分かって頂ければ嬉しいです。
車の電動化が進む中、部品の高額化、修理の高度化も同時進行しています。
今や軽自動車でも200万円が当たり前の時代だからこそ
愛車の車検先のご検討に、ぜひお役立て下さい。

著作者:ASphotofamily/出典:Freepik

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この記事を書いた人

国産自動車メーカー現職営業マン
年間新車契約全国上位10%入賞。
就職氷河期の2010年。
ディーラーに拾われて就職。
社会の洗礼、業界の闇。
14年間で経験したこと学んだことを
発信していきます。

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